前回は住宅ローンを利用する事で得られるメリットについて解説させて頂きました。
しかし、住宅ローンには当然デメリットもあるんですね。
メリットだけしかないサービスなんてありえないですからね。
このデメリットをちゃんと知っておかないと後々後悔する事も多くなると思います。
メリットとデメリット、どちらも知っておく事で、今後の様々なリスクに対応する事が可能になると思います。

ここでは住宅ローンを利用する事のデメリットについて解説したいと思います。
目次
住宅ローンにも当然デメリットが存在する
念願のマイホームの取得の実現を促進してくれるのが住宅ローンです。
住宅ローンを借りる事によって得られるメリットはたくさんありますが、住宅ローンというのは借金をするという事なので、当然ながらデメリットも出てきてしまうんですね。

審査が通る通らないというのもありますが、審査を通す前にどのようなデメリットがあるのか把握しておく事によって安心できると思います。
そこで住宅ローンを組む事のデメリットについていくつか挙げてみたいと思います。
金利変動で返済総額が増えるリスクがある
まずは金利が変動する場合、返済額が増える可能性があるというデメリットがあります。
住宅ローンというのは高い金額の借り入れをしているという事と同じです。
つまり、分かりやすく言うと借金ですよね。
どんなに金利が低くかったとしても、その利子の総額というのはかなりのものになります。
そこで住宅ローンを申し込む時に金利が低いところを選ぶ場合が多いと思います。
しかし、その時の金利が低いからって変動金利で借りた場合、将来的に金利が上がって返済額が増えてしまったという事が起こりうるんですね。

そうなってしまうと、月々の返済額も当然増えてしまいますので、家計を圧迫してしまう結果になってしまうんですね。
固定金利か、変動金利かはよく熟考した上で借りなくてはいけないんですね。
金利が変動した時のリスクについては変動金利の場合、金利が上がると返済はどう変わるの?でも書かせて頂いておりますので、よかったらご覧になってみて下さい。
計画を立てなければ生活が厳しくなる事もある
金利変動のリスクもありますが、返済計画も重要になってきます。
ちゃんとした返済計画を立てなければ、生活が苦しくなってしまう事もあるんですね。
これも住宅ローンを組むデメリットの1つと言えるでしょう。
下記のような事で収入というのは上下動しますよね。
- 転職をして収入が減ってしまった
- 結婚・出産をして突発的な出費があった
- 子供が大きくなって学費が増えてしまった
このような事をあらかじめ予想して、様々な事態に対応できるような返済計画を立てる事で、今の生活のままで住宅ローンの返済をし続ける事ができると思います。

返済計画については住宅ローンのポイントである返済計画についてでも書かせて頂いておりますので、よかったらご覧になってみて下さい。
最大で35年間もの間返済を続ける必要がある
住宅ローンは長期間の間返済をし続けなればならなくなります。
これは住宅ローンのデメリットになりますよね。
当然、一括で払う事ができれば、こういう事になりませんが、マイホームを一括で払える人なんてほとんどいないのが現実なんですね。

最大で35年間の返済をする必要があります。
なかなか35年後の事まで見通せる人も少ないと思います。
長期間の返済は人生のリスクと言わざるを得ません。
住宅ローンを借りていると売れない事もある
次にいざという場合に家が売れないというデメリットがあります。
住宅を投資目的で買おうとする場合、住宅ローンを組んで投資する人も多いと思います。
しかし、蓋を開けてみたら思ったような金額で売れずに結局のところ赤字になってしまうという結果になる事も考えられるんですね。
また、引っ越しをせざるを得なくなってしまい、せっかく購入した住宅を手放さなくてはならなくなった場合も同じです。
このような場合でも住宅ローンはちゃんと返済していかなくてはならないので、購入する時には今後のライフプランと合わせて住宅ローンを申し込む必要が出てくるんですね。

住宅ローンのデメリットはお金の事が多い
住宅ローンを借りる場合にはやはり金利の事は避けられません。
金利によって余計に返済しなければならないので、この辺の事はしっかり把握しておかないと後で後悔すると思います。
住宅ローンのデメリットはお金の事が多いので、しっかり勉強しておく事でリスクをある程度回避する事も可能だと思います。
