マイホームは人生の中で最も高額な買い物だと思います。
基本的にはマイホームの購入というのは、一生に1回の買い物だと思います。
ただ、数は少ないと思いますが、さらにもう1つ家を購入したいという方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方は一体どうすれば良いのでしょうか?
2つ目の家の購入であっても、住宅ローンを組む事ができるのしょうか?
ここでは住宅ローンは2つ申込できるのかどうかについて解説したいと思います。
目次
住宅ローンはマイホームの購入のためのローン
現在マイホームを購入して住宅ローンを組んでいるという方で、下記のような理由で、さらにもう1つ住宅ローンを組みたいと考えている方もいらっしゃると思います。
- お子さんのための家を購入したい
- 別荘を購入したい
そもそも住宅ローンというのは2つ同時に申し込みする事はできるのでしょうか?
原則として住宅ローンは申請者自身がその家に住む事を前提にしているローンになります。
というわけで、住宅ローンを新規でもう1つ申し込むというのは基本的には申請が通らないと思っておいた方が良いですね。
今のローンの事を黙っていれば良いのではないかと考える方もいると思います。
しかし、万が一バレた場合には借りているお金を一括で返済しなくてはならないなど、厳しい罰則が科せられる事がありますのでやめた方が良いでしょう。

セカンドハウスローンって一体何?
それではどうすれば良いのでしょうか?
そんな時はセカンドハウスローンというものを利用するという方法があるんですね。
もうすでに住宅ローンを組んでいてもう1つ新しく組みたいという方にとってはちょうど良い住宅ローンだと思います。
理由が2件目の購入であれば審査もある程度の内容で審査されるようになるんですね。
そして、セカンドハウスローンというのは、リフォームなども融資の対象になるので、第2の家を購入する時はもちろんの事、改修する時にも役立つローンを言えるでしょう。

セカンドハウスローンのメリットは何?
セカンドハウスローンのメリットは、返済能力があれば、審査に通りやすいところですね。
金融機関に収入が安定しているという事が認められると、自己資金を用意しなくてもスムーズに審査が通る事が多いようですね。

そもそもが年収の基準が最低でも500万円以上でないと厳しいので、セカンドハウスローンというのは誰でも組めるローンではないんですね。
なので、返済能力があってもう1つ家を購入したいなぁと思っている方にとっては、役立つローンだと言えるでしょう。
セカンドハウスローンのデメリットとは?
セカンドハウスローンのデメリットは、住宅ローンよりも金利が高いというところですね。
なので、支払い総額は住宅ローンで同じ金額を借りた場合よりも高くなってしまう事が多いんですね。
金利が高いという事もあり、月々の返済に苦しむ可能性がありますので、その辺もデメリットの1つと言えますね。
あとは住宅ローン控除の対象ではないので、節税効果が期待できないのもデメリットの1つと言えるでしょう。

セカンドハウスローンの注意点とは?
セカンドハウスローンを組むという事は支払いが二重になるという事ですので、それなりに審査条件が厳しくなる事は一目瞭然です。
さらには住宅ローンの借り入れの期間を短縮されたり、借入金額が少なくなったりと制限を受ける事も少なくないんですね。
しかし、このような制限を定めていない金融機関もありますので、利用する時には先にリサーチしておくと良いですね。

これ以外にもフリーローンを利用する事もできます。
当然ですが、借り入れには担保を求められる事が多く、物件を担保にする事が想定されますので、注意が必要です。
こういった事を踏まえて上で、セカンドハウスローンを考えてみてはいかがでしょうか?
セカンドハウスローンのリスクも理解しておく
2件目の家を欲しいという方はそんなに多くないと思います。
しかし、もしそういう状況になった場合はセカンドハウスローンを利用すれば良いと思います。
ただ、住宅ローンが2つ分になりますので、月々の返済も大きくなってしまいますので、破綻のリスクも大きくなってしまいます。

メリットとデメリットをしっかりと把握した上で利用しないと後で痛い目に遭ってしまいます。