フラット35の審査の仕組みの6回目になります。
事前審査パート6は個人情報が×だった場合の対処法についてお伝えします。
個人信用情報は本人であればすぐに確認できる!
フラット35の事前審査は主に返済比率と個人情報をチェックします。
返済比率については前回詳しくお伝えしました。
では個人情報に問題がある場合はどうしたら良いのでしょうか?
個人情報に問題がありそうな場合、下記のような手順を踏みます。
- お客様に自分の個人情報を取得してもらう
- 情報内容を確認し、対応できるものかを調べてみる
- 確認した内容により、今後の方針を決める
CIC・JICCなどの個人信用情報は、本人であればインターネットを使えば簡単に取れます。
CICは札幌の事務所でも取る事ができます。
これにより、どんな情報が出ているかが分かります。個人情報の見方は、それぞれの情報機関のホームページに出ていますので、それを参考に情報を分析します。
CICのホームページ
http://www.cic.co.jp/mydata/report/documents/kaijimikata.pdf
銀行は個人情報についてはかなり厳しく対応している!
この情報によってお客様の状況が「今は全く無理」「少しだけ時間をかければ大丈夫」「現状をきれいにすれば何とかなる」など様々な見通しが付けられます。
この見通しは、過去に数百件の審査をしている我々の経験に基づいて立てられますので、「よそで全くダメだったお客様でもローンが組めた」という事も起こっています。
もちろん内容によって、全くダメなお客様もいらっしゃいます。
しかし、過去に失敗をしてしまったが「家族のためにどうしてもマイホームを購入したい」という気持ちを持った誠実なお客様であれば、我々は「何とかできる方法を考える」というスタンスで可能性を探るようにしています。
銀行の審査は個人情報についてはかなり厳しく対応していますので、もし銀行さんで断られた方でもどうしてもマイホームを購入したいと思ったら是非ご相談してみて下さい。
個人情報をチェックして全くだめなものもありますが、対応できるものもあります。事前審査でダメだったとしてもその理由を見つける事で対策を立てる事ができます。個人情報に厳しい銀行ではダメでもフラット35ならまだ可能性があるんですね。
