フラット35の特徴を生かして、マイホーム購入の幅を広げる方法についての6回目は『年金収入のみでも借りられる』というお話です。
これまでに5回目まで書かせて頂きました。
年金をもらっている方が住宅ローンを組めるなんて、想像もできないですよね。
年金受給者であっても、マイホームを買いたい人にとっては本当に朗報ですよね。

ここでは年金収入のみでも借りられるフラット35について解説したいと思います。
フラット35は収入の種類に制限がない
現在年金で暮らしているという方も少なくないと思いますが、実際マイホームの購入のために住宅ローンを組む事ができるのでしょうか?
一般の銀行ローンなどは基本的には年金収入だけの方は住宅ローンを組む事はできないんですね。
年金収入以外の収入があれば、条件によっては住宅ローンを組む事できるようですが、そのような人って中々いないですよね。
フラット35の場合、申込人の要件として安定した収入のある方となっていて、最低収入額や収入の種類に制限はありません。
そういった事なので、収入が100万円以下のパート勤務の奥さんや年金収入の親御さんの収入でも合算できる事になるんですね。

さらに親子リレー方式を使うと、同居しない親の収入も合算する事ができるという方法はこのサイトでも何度もお伝えした通りです。
実際に随分多くの方がこの方法を利用して念願のマイホームを手に入れているんですね。
規定に合えばどんなお客様でも可能性がある
さて、今回のテーマ『年金収入のみでも借りられる』についてですが、実は私も『いくら何でも年金収入のみでは無理だろう』と思っていました。
しかし、これが何と年金収入のみの60歳の女性がご相談にこられて、ご希望通りの融資を実行できたケースがあります。
お客様いわく『年金収入の人でも借りられる』とパンフレットに書いてあり、住宅金融支援機構に問い合わせてもその通りと言われたので、審査を申し込みたいとの事でした。

中古物件で価格も安く、返済期間は短いものの自己資金もあり、返済比率も年収の範囲内で、団信も加入できたのでリスクも少ないです。
という事なので、お断りする理由もないのでお手伝いする事になりました。
あれよあれよと思っていたら融資承認となり、融資が実行されて無事を購入されました。
フラット35の母体は政府系の金融機関になります。
規定に合えばどんなお客様でも可能性があるという事を教えてもらった案件でした。
年金収入だけという方がフラット35であれば誰でも借りられるというわけではありませんが、ある程度条件が合えば借りられるという事なんですね。

住宅ローンのお申し込みもそうですが、収入合算する時も年金のみの収入の方も大丈夫なので、あらゆる可能性を探る事も可能です。
お客様のマイホームが欲しいという想いには持てる知識を総動員して全力でお応えしますので、諦めずにご相談下さい。
年金受給者でも諦める必要がない
マイホームには年代によってそのニーズがどんどん変わってくるものだと思います。
年金をもらっている方でも現在のお住まいよりも住みやすい家に住みたいと思っている方も多いと思います。
収入の種類に制限がないフラット35はそういった方々に対しても可能な限り手を差し伸べてくれるローン商品なんですね。
