借入限度額の計算方法(返済比率)について⑨

借入限度額の計算方法(返済比率)について⑧の続きになります。

マイホームを購入する時に希望額まで届かない場合には親子リレーローンという方法を取る事が多いんですね。

言葉だけ見ると親子でリレーするローンという事が分かりますが、詳しい事が分からないという方も多いと思います。

親子リレーローンによって借入限度額を上げる事ができるんですね。

今回は収入合算でよく使われる親子リレーローンについてお伝えします。

 

親子リレーローンって一体何?

親子リレーローンはその名の通り「親と子供」が一緒に住宅ローンを借りる方法です。

親子は法律上の直系親族を指しますので、奥さんの親など義理の親子関係でも大丈夫です。

通常の親子間の収入合算と「親子リレーローン」の違うところについて解説致します。

親子リレー方式は返済期間を長くできるんですね。

借入期間というのは借主の年齢によって決定します。

住宅ローンは80歳までに返済しなければなりません。

通常の形では60歳の方は借入期間20年でしかローンを組めません。

借入期間が短ければ、当然月々の返済額が増えるので、返済比率が厳しくなり、借入できる限度額も少なくなります

子供をメインの借主とした上で子供さんの年齢を基準にして借入期間を決めるという方法もありますが、これだと親の年収は半分しか合算する事ができないので、やはり借入限度額は少なくなってしまうんですね。

 

親子リレーローンの具体例について

この点を解消するためにできたのが、親子リレーローンなんですね。

親子リレーローンは「お父さんが返せなくなったら子供さんに返してもらう」と考え、子供さんも一緒に借主になってもらう事で、借入期間が「子供さんの年齢」を基準にする事ができるんですね。子供さんが44歳以下であれば、35年間のローンが組める事になります。

 

親子リレーローンの具体例

父 60歳 年収400万円
息子 25歳 年収300万円
フラット35 固定金利1.55%で計算

 

通常の収入合算
①父が主の申込人、息子の収入が合算する
年収 400円+300万円=700万円
借入期間  80歳-60歳=20年
借入限度額 4,210万円

 

②息子が申込人 父親の収入1/2合算
※年収1/2までの合算は申込人の年齢で返済期間を計算できる
年収 300万円+200万円(400万円×1/2)=500万円
借入期間 35年 
借入限度額 4,725万円

 

③親子リレー(父親が主債務者。子供が連帯債務者)
年収 400万円+300万円=700万円
借入期間 35年
借入限度額 6,615万円

 

親子リレーローンで借入限度額がアップする!

こんな風に親子リレーローンを使うと、借入限度額はかなり増えます。

さて、この親子リレーローンに当てはまるにはいくつか条件がありますが、その条件が一般の銀行ローンとフラット35では大きく違ってきます。

これはフラット35の特徴である「本人以外の人が住む場合でも住宅ローンが組める」という特徴を活かした方法なのですが、これによって諦めかけたマイホームを手に入れる事ができたケースがたくさんあるんですね。

次回はそこのところについて詳しくお伝えしたいと思います。

 

親子リレーローンは借入限度額を上げる裏技!

借入限度額を上げる方法として収入合算がありますが、その中でも親子リレーローンはその最たるものと言えます。当然大幅に借入限度額をアップさせる事が可能ですが、その分だけ月々の返済額は大きくなりますので、メリットとデメリットを含めてどのくらい借入するかをしっかりと検討する必要があると思います。

借入限度額の計算方法(返済比率)について⑩に続きます。

 

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