返済比率を低くするための年収の上げ方について

返済比率の考え方を応用した「借入限度額を上げる方法」について、前回まで5回に亘ってお話しさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

一般の方にはあまり浸透していない知識や情報も、もしかしたらあったかもしれません。

今後のマイホーム購入に是非とも活かして頂けると私としても嬉しい限りです。

前回まで借入限度額を上げる方法のうち、主に返済比率を求める数式の分子である年間返済額を下げる方法について詳しく解説させて頂いたかと思います。

ここでは分母である「年収」を上げる方法について詳しく解説したいと思います。

 

住宅ローン審査における年収の考え方とは?

借入限度額をアップさせるためには返済比率を下げれば問題ないのですが、返済比率を導き出すには「年間返済額」÷「年収」で計算する事ができます。

この返済比率を低くするためには下記の2つの方法ぐらいしかないんですね。

  1. 「年間返済額(住宅ローン+その他借入)」を下げる。
  2. 「年収」を上げる。

それでは「年収」を上げるにはどういう方法を取れば良いのでしょうか?

まず最初は「年収」の定義について詳しくご説明したいと思います。

住宅ローンの審査という概念の中での「年収」というのは、原則として住宅ローンのお申し込みをした前年の公的所得額(所得証明書の金額)の事を言うんですね。

サラリーマンとしてお勤めの方は「税込年収(源泉徴収票の支払給与)」で、個人事業主の方は申告所得額(所得から経費をマイナスした額)という事にになります。

当たり前ですが、これは継続して同じ仕事をしている事が大前提になるんですね。

 

転職している場合はどうなるの?

それでは転職したという方のケースではどうなるのでしょうか?

転職した方の場合の年収というのは、転職の状況によって金融機関や保証会社によって対応が変わってくるんですね。よく見られる取り扱いは下記の3つになります。

  1. 勤続2年未満の方は受付できない。
  2. 勤務先の発行する見込年収で審査する。
  3. フラット35の場合、転職してから受け取った給与を勤務月数で割り、12倍して年収を算出し、賞与(ボーナス)があればこれに加える。

一般的に金融機関では、医師・看護師・レントゲン技師など医療関係の仕事に就いている方や特殊な技術や際立ったキャリアを持っていて、明らかにキャリアアップと分かるような転職をした方などは見込年収で審査を受けられる可能性が高くなると考えられます。

それに対してフラット35の場合は、今後の収入に継続性があると認められれば、基本的にはどんな職業であっても「転職してから受け取った全ての給与(ボーナスも含める)を勤務月数で割って12倍する」というルールを適応して、受け付ける事が可能になるんですね。

これであれば勤続年数に関係なくお申し込みができますので、今まで審査のテーブルに乗る事ができなかった方でもマイホームを購入できる可能性があるんですね。

 

転職した方のケースを事例でご紹介致します!

前の会社を退職してから、6ヶ月間失業保険を貰いながら求職活動をして、仕事に就いてから6ヶ月目の方の場合を例にしてお話したいと思います。

転職後の給料は、

1ヶ月目 20万円
2~6ヶ月目まで 30万円
ボーナス 10万円

この方がフラット35を申し込んだ場合の年収の計算をすると、

割戻年収=転職してから受け取った給与を勤務月数で割って、それを12倍して賞与があればプラスする。

{20万円+(30万円×5ヶ月)}÷6ヶ月×12ヶ月+10万円=3,499,996円

この計算方法で導き出した年収で、その他に自動車のローンなどの別の借入がなければ、計算上の借入限度額は2,800万円という事になるんですね。

一般の住宅ローンであれば、勤続年数が2年未満なので審査のテーブルにも乗せてもらえなかった方でも2,800万円のマイホームが購入できるかもしれないという事なんですね。

 

フラット35なら希望額まで借りる事ができるかも!

一般の金融機関では勤続年数が短いため、申し込みの入口ではじかれてしまう方でもフラット35なら希望額まで借りる事ができるというケースは本当にたくさんあるんですね。

これまでは転職イコールマイホームは無理というイメージがあったと思いますが、その概念は残ってはいるものの可能性は完全にゼロというわけではないんですね。

年収の考え方をちょっと知っておくだけで、マイホーム購入への入口はグーンと広がるという事になるんですね。情報というのは自分を助ける大きな武器になると思います。

さて、次回はさらに詳しく年収の考え方についてお伝えしたいと思います。

 

銀行ローンがダメだったとしても何とかなるかも!

一般の銀行ローンは転職した場合審査は通りにくいケースが多いんですね。ただ、フラット35の年収の考え方であれば、転職した方でも審査が通る場合は多いんですね。フラット35は銀行ローンなどと比べると審査は通りやすいと思いますので、銀行ローンの審査に落ちてしまって住宅ローンに困っているという方は1度フラット35に申し込んでみると良いかもしれませんね。

 

マイホーム購入の相談をするなら夢マイホーム!
夢マイホームは現在マイホームを購入したいけど実際に何をすれば良いのか分からないという皆様に対して、相談から実際にマイホームを購入するまで総合的にサポートするサービスになります。これからマイホーム購入を考えているという方には非常にオススメできるサービスだと思います

コメントは受け付けていません。